デジタル技術の進歩がめざましい。
建築技術者不足問題をデジタルで解決する試みが行われている。
建築でCADが普及してから30年以上が経ち、その間にCADに代わるBIMが登場してからも久しい。
BIMは高機能で、今後のデジタル利用のベースになる。
すでに設計においてもBIMは不可欠な存在といえる。
世界は3D設計の先、5D・6Dをサービスしている。
デジタル化に遅れる日本において、そのアンカに陣を張るのは建設業。
手書きをデジタルに変えただけの2D CADが未だ主流では、生産性も付加価値にも限界は見えている。
効率の悪さと品質の低さは、気の毒にも最終的に建築主に負担がおよぶ。
BIMは建主に最大の恩恵をもたらすツール。欧米ではその活用に向けての基準が整備されている。
今やBIMなしには設計できない。もう2D CADには戻れない。
BIMの出現によって、建主だって容易に設計に参加することができる。
建主はその場で指示を出し、その場で設計された3Dを確認する。
コミュニケーションの深化によって、設計案を待つ時間・建主の意見を待つ時間は解消される。
なかば設計図に代わって完成モデルが契約図の役割を果たしている。
高い精度で作られた完成モデルは、監理者も不要にしてしまう。
03 6709 9490
メールでお問い合わせ